誰もが知りたい合格点、つまり合格基準点は何点か。
自己採点した結果、合格したのか、あるいは危ないのか...
結果が明らかになればどうということはないのですが、それまでは気になって仕方がない!
仏検3級、4級、5級はハッキリしている
2次試験が無い仏検3級、4級、5級は1次試験の結果が全てです。
そして、合格基準点は「60点」と決まっております!
と、何も断言してしまう根拠はないのですが、実はもうここ何年も合格基準点に変化が無いのです。
ですから、自己採点された方は、ほぼ確実に合格かどうかを判断(覚悟)できてしまいます。
仏検準2級、2級、準1級、1級は出題難易度による
2次試験がある 仏検準2級、2級、準1級、1級は合格基準点が固定されていません。
試験の都度、出題された問題の難易度により調整されています。
仏検準2級
2020年度は、1次試験が58点、2次試験が19点でした。
他の年の合格基準点を見てみると、低い合格基準点で2018年の秋期試験の1次試験が55点です。
一方高い合格基準点では2014年の秋期試験の1次試験で68点 というデータがあります!
なんでこんなに差があるかと言うと、問題に難易度の差が出やすいレベルの試験級だということです。
仏検3級までは勢いで合格できたとしても、その先には高い壁があると言えます。
ただ、ここ数年は50点代後半なので60点が一応の目安になるかと思われます。
仏検2級
2020年度は、1次試験が59点、2次試験が20点でした。
他の年の合格基準点を見てみると、低い合格基準点の1次試験で58点というのが多いです。
一方高い合格基準点では2014年の春季、秋期試験とも1次試験で63点 でした。
つまり仏検2級の1次試験は、58点以上なら一安心。63点以上であれば合格したようなもの。でしょうか。
仏検準1級
2020年度は、1次試験が69点、2次試験が23点でした。
他の年の合格基準点を見てみると、低い合格基準点は 2018年の1次試験が60点でした。
一方高い合格基準点では1次試験で73点が何回かありました。
仏検準1級の1次試験では、73点くらいは欲しいところです。
仏検1級
仏検1級はハンパないです!
2020年度は、1次試験が95点で過去最高、2次試験が34点でした。
他の年の合格基準点を見てみると、低い合格基準点は 2016年の1次試験が84点でした。
さすがに仏検1級ともなると1次試験で90点取っても安心できないという、恐るべき試験となっています。