最近ネットだけでなく地上波テレビでも見かけるひろゆき氏。
2ちゃんねる創始者であり、ネット民からは「論破王」という呼ばれ方をされている人です。
現在フランス在住ですが日本で著作物の出版もされています。
詳しくはこちらをご参照ください。
その中で、語学習得法と資格試験の勉強法に触れられているところが興味深いので、ちょっとエッセンスのみご紹介します。
出版物ですのから、引用、転用は控えさせていただきますので、詳細は是非出版物をご購入いただければと思います。
なまけもの時間術 管理社会を生き抜く無敵のセオリー23 [ ひろゆき(西村博之) ]人気のある本のようで、市町村の図書館などにも置かれています。
目次
なまけもの時間術 管理社会を生き抜く無敵のセオリー23 [ ひろゆき(西村博之) ]
はじめに なるべく頑張らずに、成果主義社会を生き延びる時間術
■1章 [自由と時間]–優先順位のぶっちぎりトップは自分
1 「時間をやりくりする」という発想を疑ってみる
2 「時間を守る」って、そんなにエラいわけ?
3 仕事に時間を使うか? 遊びに時間を使うか?
4 遊んでいると、いつのまにかお金が儲かっている人
5 時間を「切り売り」するな
6 「明日できることは、今日やるな」
■2章 [時間と仕事]–もう、そんなに働かなくていいんじゃないか
7 仕事に使う時間は少なくていい
8 なるべく、頑張らない
9 真面目な日本の「窮屈」な働き方
10 好きを仕事にしない、という選択
11 自分がいなくても、世の中は回っている
12 「堂々と休む勇気」を身につける
13 「自由な時間」が仕事になって価値を生む
■3章 [時間と努力]–一生、イージーモードで楽しみきる
14 「遅刻」とのつき合い方
15 「間違った努力」という時間のムダ
16 迷うのは「人生の岐路」だけでいい件
17 他人の心配より、自分の心配
18 とりあえず、やってみたもん勝ち
■4章 [時間と幸せ]–時間を制した者が、幸せを制する
19 人間はヒマだと不幸になる
20 イヤなことに時間を使わない
21 人生で「お金」と「幸せ」は切り離して考える
22 後悔しない生き方のススメ
23 僕たちは、生きている限り「勝ち組」なんじゃないか
あとがき 人間っていつか死ぬんですよね。
語学習得法
語学の習得については、上記の第3章「15 「間違った努力」という時間のムダ」に出てきます。
本当に英語が話せるようになりたかったら英語圏で暮らすのが一番良いに決まっている
というのが主旨です。
日本で文法書を読むより、英会話教室に通うより、もっと手っ取り早い方法を取るべきだと書かれています。
プログラミングの習得でも、入門書を最初からきちんと読んでいる人ほど、一向にできるようにはならない。とも書かれています。
仏検に合格する子供たち
ここからは私の経験からですが、
仏検に合格する子供たちがいます。
一方で大の大人や現役の仏文専攻の大学生が不合格だったりします。
もちろん仏検受験級にもよります。
私の知る限り、仏検に合格した子供たちはほとんどが帰国子女です。
あるいは日本で育ったとしても、親のどちらかはfrancophone (フランコフォン)で家庭内言語がフランス語と日本語です。
なので、年齢に関係なく「フランス語を習得したい」とするならば
フランス語圏で生活する
が一番効率的であることは100%同感です。
でもいいことばかりでは...
フランス語に限らず英語でもほかの言語でも一緒だと思いますが、いい話ばかりであるはずがありません。
海外に行ったからと言って、そこの国の言語がいつの間にか習得できたなんてことはありません。
逆を言うと背水の陣で習得しなければならない、つまり退路を断ってそこにいる!ということです。
「海外に留学してきた」と明るい顔で話す人が多いですが、心を病んでしまったり、数週間で逃げるように帰国する人が後を絶ちません。
せっかくの留学期間中、引きこもりで過ごすことになった人も多いのです。
フランスのレストランやパン屋さん・お菓子屋さんで修業したとか、ワイナリーで研鑽してきたと自称する人は多いですが、実際は掃除や皿洗いがせいぜいとか、ブドウ収穫の手伝いで終始したという残念な現実があります。(言葉が通じず、結構ツライ思いをされています)
ちなみに音楽留学や言語留学など、お金がかかりますが、ほとんど海外旅行してるのと変わらないような旅行パッケージもあります。
それで言語習得できるとは、とても思えませんが、お金に余裕があれば、精神的にもつかどうかを比較的安全にお試しすることができます。
資格試験勉強法
同じく上記の第3章「15 「間違った努力」という時間のムダ」に資格試験の勉強法が出てきます。
過去問を解いてみて、解けなかったところを勉強する
書籍にはもう少し丁寧に記載されていますので、是非書籍をご参照ください。
教科書を1ページ目から読む人がいますが、「いかに時間と手間をはぶいて試験に合格するか」を考えるべきだと書かれています。
目標は試験に受かって資格を手に入れることで、教科書に書かれていることを隅々まで覚えることではないということです。
仏検対策は過去問だけでよい
私も過去検定合格塾で指導した経験上、仏検受験級の過去問を徹底的にやることが全てだと肌で感じています。
- フランス語でフランス文学を読む
- フランス語のテレビ、ラジオ放送を見る、聞く
- フランス語で映画を見る
- フランス語で日記をつける
- フランス語教室に通う
- フランス語教材(文法書、単語帳、参考書、問題集など)をやってみる
などなど、立派なフランス語学習法があります。
でも、仏検を受験する目的が「合格」であるならば、過去問を何ページに何が書いてあったかわかるぐらいやり切ることが一番の早道だと思います、ハイ!
と、力説するほどのことありませんね。
仏検では同じような問題が繰り返し出題されるので、何のことはない、当たり前のことなんです。